渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2017年 3月10日(金)~14日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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3月14日(火)18:00~19:00 立川志ら乃 立川左談次

「ふたりらくご」  流派で聴く:「立川流」

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プレビュー

いわずと知れた、立川談志師匠により立ち上げられた「落語立川流」。
二つ目は講談、歌舞音曲、落語五十席、真打は百席という明確な基準を設けて、昇進を実力制にした。
と、いうのは表向きで、これらはホントは談志師匠の落語観を最低限共有できる基準のことだと私は思っている。
寄席で真打になった左談次師匠にも、談志が最後に真打と認めた孫弟子にも、共通する茶目っ気やひねくれ方がある!
たぶん二度とないふたり。


▽立川志ら乃 たてかわ しらの
24歳で入門、芸歴19年目、2012年12月真打昇進。スーパーマーケットが好きすぎるため、朝日新聞で取り上げられたりしている。ツイッターでは、スーパーの各店舗の考察をおこなっている。いい事があったらハーゲンダッツを食べる。ポムポムプリン好き。米粒写経が司会をつとめる、ひかりTV「落談」の落語パートを担当。

▽立川左談次 たてかわ さんだじ
17 歳で入門、芸歴50年、1973年真打ち昇進。読書好き。
談志師匠とおなじ病気にかかり、療養中。今回の入院中、食事再開で召し上がったものは「のりたま」。去年の一時退院によって渋谷らくごにご出演していただいた時には、拍手が鳴り止まなかったほどたくさんの方が待っている。今年は芸歴五十周年!です。多くの落語家からリスペクトされている、かもしれない酒豪。