「ふたりらくご」わかりやすい！　スリリングで楽しい！

初心者向け：まくらからお客さんを楽しませるサービス精神旺盛なお二人。「擬古典」という古典のような創作を得意とする二つ目の吉笑さん、古典をより面白く、印象深く伝えるにはどうしたらいいかを考え抜いている馬石師匠。はじめて行くのに最適です。
アングル：落語立川流の吉笑さん、落語協会の馬石師匠というこの組み合わせは、団体もキャリアもちがい接点もあまりないだけに、貴重な共演の機会です。強いていえば、「関西生まれ」の共通点のあるお二人です。

▽立川吉笑　たてかわ　きっしょう
26歳で入門、現在入門8年目、2012年4月二つ目昇進。もともと酒豪であったが、禁酒をしているため炭酸水を飲んでいる。最近、子供の背丈くらいある観葉植物を衝動買いした。最近、『メモの魔力』を読んだ。

▽隅田川馬石　すみだがわ　ばせき
24歳で入門、芸歴25年目、2007年3月真打昇進。時間がたくさんあるときのマクラも、オチ優先でなくコラム的な味わいで楽しい。寒い夜に月を見るのが好き。少し小腹が空いた時に食べる肉まんが楽しみ。最近はプレミアム肉まんにも挑戦した。