「渋谷らくご」三連休の締めは「鯉八」で決まり！

初心者向け：三連休の最終日、終わってしまう哀しさなんて吹き飛ばせ！　というくらい元気にさせてくれる二つ目 瀧川鯉八さん（渋谷らくご大賞）がトリをとる会です。この会は、二つ目の躍動に期待です。音助さん、わさびさん、鯉八さん、三人が二つ目です。そんななか、ベテランの圓太郎師匠が確実に楽しませてくれるという安心感。だからこそ若手は挑戦できるのです。
落語の未来を託す若手の奮闘に期待しましょう！　
アングル：唯一の真打、圓太郎師匠は楽屋に緊張感を、客席に安心感を与えてくれる大きな存在です。この師匠がどんな演目でもてなしてくれるのか、ここがこの会のポイントです。鯉八さんはどの順番に出ても鯉八さんなので、ある意味安定していますが、トリのときはまくらから気合が入ってますので注目ですね。

▽雷門音助　かみなりもん　おとすけ
23歳で入門、芸歴7年目、2016年2月二つ目昇進。私服はチェックシャツを着こなし。レトロで可愛らしい眼鏡をかけている。先日舟漕ぎ体験をしたが、アマチュアとは思えないほどの手付きで櫓を操り船を動かした。学校寄席で生徒の心をつかむのがうまい。

▽橘家圓太郎　たちばなや　えんたろう
19歳で入門、芸歴37年目、1997年3月真打ち昇進。怒りん坊なキャラクターで、オヤジの小言マシーンぶりは渋谷らくごでも爆笑を生んでいる。将来PTAの会長になるのではないかと危惧している。普段は優しく、裏表のない気持ち良い人なのです。

▽柳家わさび　やなぎや　わさび
23歳で入門、芸歴15年目、2008年二つ目昇進。2019年9月に真打昇進することが決定。痩せ形で現在の体重は52kg。雨の日は長靴に合羽の完全防備。スタッフにこっそりお菓子をくれる。

▽瀧川鯉八　たきがわ　こいはち
24歳で入門、芸歴11年目、2010年二つ目昇進。2018年渋谷らくご大賞「面白い二つ目賞」受賞。2018年で一番美味しかったお菓子は、JA大潟村がつくっているパンプキンパイ。喫茶店巡りが趣味で、名古屋にある純喫茶ボンボンがお気に入りの喫茶店。