渋谷らくごプレビュー&レビュー
2015年 6月12日(金)~16日(火)
開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。
アーカイブ
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年09月
- 2024年08月
- 2024年07月
- 2024年06月
- 2024年05月
- 2024年04月
- 2024年03月
- 2024年02月
- 2024年01月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年09月
- 2023年08月
- 2023年07月
- 2023年06月
- 2023年05月
- 2023年04月
- 2023年03月
- 2023年02月
- 2023年01月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年09月
- 2022年08月
- 2022年07月
- 2022年06月
- 2022年05月
- 2022年04月
- 2022年03月
- 2022年02月
- 2022年01月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年09月
- 2021年08月
- 2021年07月
- 2021年06月
- 2021年05月
- 2021年04月
- 2021年03月
- 2021年02月
- 2021年01月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年09月
- 2020年08月
- 2020年07月
- 2020年06月
- 2020年05月
- 2020年04月
- 2020年03月
- 2020年02月
- 2020年01月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年09月
- 2019年08月
- 2019年07月
- 2019年06月
- 2019年05月
- 2019年04月
- 2019年03月
- 2019年02月
- 2019年01月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年09月
- 2018年08月
- 2018年07月
- 2018年06月
- 2018年05月
- 2018年04月
- 2018年03月
- 2018年02月
- 2018年01月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年09月
- 2017年08月
- 2017年07月
- 2017年06月
- 2017年05月
- 2017年04月
- 2017年03月
- 2017年02月
- 2017年01月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年09月
- 2016年08月
- 2016年07月
- 2016年06月
- 2016年05月
- 2016年04月
- 2016年03月
- 2016年02月
- 2016年01月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年09月
- 2015年08月
- 2015年07月
- 2015年06月
- 2015年05月
- 2015年04月
プレビュー
1975年生まれの立川こしら師匠、現在39歳。
立川志らく師匠のお弟子さんですが、果たしてこの人がやる落語は落語なのか、お笑いなのか、アートなのか。聴く人によって意見が分かれるところではありますが、面白いことだけは確かです。
髪を染め、落語界の慣習とはまったく離れたところで育った落語家。まさに「異端」の名に相応しい才能ですが、こういう人が落語の将来を変えていきます。どこまでシャレでどこから本気なのか、まったくわからないポーカーフェイス。この師匠、一度としておなじマクラをしゃべったことはなく、毎回発見の連続です。前回は、高校時代に月30万を稼いでいたナゾの過去のカラクリの一端が明かされました。今回はなにをしゃべり、どんな噺をしてくれるのか、期待大です。
1981年生まれの瀧川鯉八さん、現在34歳。
新作落語で、ほかにない独特の高座をすでに自分のものしている鯉八さん。発想の突飛さもさることながら、表現力も高くて、決していそがず、お客さんを置いてけぼりにしない。なにより「瀧川鯉八」という落語家をキャラクタライズしていて、演出力も高いと思いです。
ここまでは前回とおなじ説明ですが、いま鯉八さんは落語界で一番「おもしろいことを24時間考えている」人間に近い人物です。どんな質問をしても普通の答えが返ってきません。良かったら、ツイッターで話しかけてみてください。「ふたりらくご ‐鬼才編-」どうぞお楽しみに!
レビュー
文:サンキュータツオ Twitter:@39tatsuo
夏の足音がしてきた梅雨時期の蒸し暑い日。
金曜18時の渋谷はまだ明るい空。駅前には巨大モニターが数台、車道には宣伝トラック、流行のファッションに身を包んだ若者が大勢闊歩する渋谷の雑踏を、コンクリート打ちっぱなしのユーロライブに足を運び「落語」を聴く。
-
瀧川鯉八
-
立川こしら