渋谷らくごプレビュー&レビュー
2017年 6月9日(金)~13日(火)
開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。
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プレビュー
日本全国独演会でまわりまくる立川こしら師匠。口から生まれてきたような舌先三寸の軽妙な高座は初心者にも落語通にも対応できる圧倒的な力を持つ。
鯉八さんは、現代の日本を生きる私たちに共通する「感情」を落語に盛り込む創作の名手。映画のように上質でありながら落語ならではの「聴いて想像する楽しさ」の余白も味わわせてくれる。
これからの落語は、この世代が牽引していきます。エンターテイナー対決、必聴!
▽立川こしら たてかわ こしら
21歳で入門、芸歴21年目、2012年12月真打昇進。フットワークがひたすらに軽く、ツイッターで落語会の会場をみつけたりなどと、日本のみならずドニー・ブリスベン・メルボルン・ヒューストンで独演会を開催している。ただいまAmazonで「立川こしらヒューストン土産シリーズ」が発売中。ラインナップは、まな板やアヒルのフィギュア、絶賛発売中
▽瀧川鯉八 たきがわ こいはち
24歳で入門、芸歴11年目、2010年二つ目昇進。2015年第一回渋谷らくご大賞受賞。ツイッターでは、お茶目な写真がたくさん投稿されている一方で、後輩想いの優しい先輩でもある。「アウトレイジ」の最新作を楽しみに待っている。4月は沖縄から台湾を巡る豪華客船の中で落語をされるという仕事をして、船員のフィリピンの方々と仲良くなって帰ってきた。
レビュー
文:pem(ペム) Twitter:@shina1220 性別:女 年代:20代 趣味:宝塚・舞台全般観劇、時々ハロプロその他諸々
6月9日(金)18:00〜19:00「ふたりらくご」
立川こしら「みみ宮戸」
瀧川鯉八「やぶのなか」
渋谷らくごの初日の金曜日20時回は毎月ニコニコ生放送にて生中継(※アーカイブス放送なし)されているので、私の中でこの回から渋谷らくごがはじまるイメージが強いのですが18時回が本当の初日でございます。
“みみ宮戸”は古典落語の宮戸川ベースにララランドをエッセンスに加えたパロディというもはや新作落語より新鮮な気持ちに。こしら師匠の見た目、なんというか80年代のバブリーな印象を受けます(個人の感想です)。落語は人情味が山田洋次・笑いに大人計画を感じさせるエンタメ感の強い落語でした。それにしても何故私はミュージカルファンを名乗ってるのにララランドを観なかったのか…(いや舞台ファンはそのお金と時間があれば舞台に費やす種族ではあるが)ララランドを観てから改めて聴いてみたい。
歌丸師匠の落語を聞いておきたいという気持ちがわきます…。
“やぶのなか”は新婚の姉夫婦のところに遊びに弟とその彼女がきたというエピソードを各登場人物が当時どういう心境だったかということをインタビュー形式(独白)で答えるという斬新すぎる落語。鯉八さんの落語は始まった瞬間何がこれから一体何がはじまるのかといういろんな意味でドキドキが止まりません(笑)こんなに独創的な世界なのに聞く人をその世界にさらっと誘っちゃう鯉八さんのすごさをまた体感した30分でございました…。
6月の渋谷らくごの初日の18時回ふたりらくご1時間という短い時間ながら独自の世界観爆発のお二人の落語を堪能できる濃厚な濃厚な1時間を体感できました。落語に興味のない人にこそ観てほしいなあと切に思うような落語の可能性無限大過ぎません??と思える回でございました。
来月のシブラクは7月14日(金)~18日(火)ですので気になった方は足を運んでみてはいかがでしょうか?来月まで待てないよ!・落語に少し興味湧いてきたよ!という方はPodcastや動画が1席丸ごと配信されてますので渋谷らくごHPのトップページにURL貼ってありますのでぜひご覧ください。
【この日のほかのお客様の感想】
「渋谷らくご」6/9 公演 感想まとめ
写真:渋谷らくごスタッフ
6月9日(金)18:00〜19:00「ふたりらくご」
立川こしら「みみ宮戸」
瀧川鯉八「やぶのなか」
渋谷らくごの初日の金曜日20時回は毎月ニコニコ生放送にて生中継(※アーカイブス放送なし)されているので、私の中でこの回から渋谷らくごがはじまるイメージが強いのですが18時回が本当の初日でございます。
立川こしら『みみ宮戸』
-
立川こしら師匠
“みみ宮戸”は古典落語の宮戸川ベースにララランドをエッセンスに加えたパロディというもはや新作落語より新鮮な気持ちに。こしら師匠の見た目、なんというか80年代のバブリーな印象を受けます(個人の感想です)。落語は人情味が山田洋次・笑いに大人計画を感じさせるエンタメ感の強い落語でした。それにしても何故私はミュージカルファンを名乗ってるのにララランドを観なかったのか…(いや舞台ファンはそのお金と時間があれば舞台に費やす種族ではあるが)ララランドを観てから改めて聴いてみたい。
瀧川鯉八『やぶのなか』
-
瀧川鯉八さん
歌丸師匠の落語を聞いておきたいという気持ちがわきます…。
“やぶのなか”は新婚の姉夫婦のところに遊びに弟とその彼女がきたというエピソードを各登場人物が当時どういう心境だったかということをインタビュー形式(独白)で答えるという斬新すぎる落語。鯉八さんの落語は始まった瞬間何がこれから一体何がはじまるのかといういろんな意味でドキドキが止まりません(笑)こんなに独創的な世界なのに聞く人をその世界にさらっと誘っちゃう鯉八さんのすごさをまた体感した30分でございました…。
6月の渋谷らくごの初日の18時回ふたりらくご1時間という短い時間ながら独自の世界観爆発のお二人の落語を堪能できる濃厚な濃厚な1時間を体感できました。落語に興味のない人にこそ観てほしいなあと切に思うような落語の可能性無限大過ぎません??と思える回でございました。
来月のシブラクは7月14日(金)~18日(火)ですので気になった方は足を運んでみてはいかがでしょうか?来月まで待てないよ!・落語に少し興味湧いてきたよ!という方はPodcastや動画が1席丸ごと配信されてますので渋谷らくごHPのトップページにURL貼ってありますのでぜひご覧ください。
【この日のほかのお客様の感想】
「渋谷らくご」6/9 公演 感想まとめ
写真:渋谷らくごスタッフ