渋谷らくご

渋谷らくごプレビュー&レビュー

2021年 5月14日(金)~18日(火)

開場=開演30分前 / *浪曲 **講談 / 出演者は予告なく変わることがあります。

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5月16日(日)14:00~16:00 立川談吉 橘家文蔵 三遊亭遊雀 田辺いちか**

「渋谷らくご」講談 いちか、トリに挑む!

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プレビュー

 渋谷らくご楽しみな二つ目賞 田辺いちかさんがトリをとる公演。胸を張って生きる美しい姿の人間たちを描くいちかさんの講談、今回はどんな演目が聴けるのか、乞うご期待です。こういうご時世にいちかさんの語る人物像は心にとどめておきたいものです。
 さらにこの公演は、中盤に文蔵師匠、遊雀師匠という人気真打が揃い踏み。落語立川流からは「渋谷らくごポッドキャスト」でも人気の立川談吉さんも登場です。四団体四名の演者による、心躍る公演です。

▽立川談吉 たてかわ だんきち
26歳で入門、芸歴13年目、2011年6月二つ目昇進。iPhoneの待受が「いくら」。牛肉の塊を1日かけて料理し、ローストビーフを作った。毎日ラーメンを食べている。落語関係者に「いか昆布』と「シャキット梅ちりめん』というふりかけを配っている。

▽橘家文蔵 たちばなや ぶんぞう
24歳で入門、芸歴35年目、2001年真打昇進。ツイッターで、朝ご飯や酒の肴など、日々の料理をつぶやいている。最近つくった料理は「ホワイトソースにルッコラと塩昆布加えたパスタ」。iPadで麻雀ゲームをしがち。「新商品」シールが貼ってあるコンビニスイーツを買ってしまう。

▽三遊亭遊雀 さんゆうてい ゆうじゃく
23歳で入門、芸歴33年目、2001年9月真打昇進。酒豪。鉄道が大好き。YouTubeで「スマホたて落語」を配信して続けている。先日、憧れの「サフィール踊り子」に乗ることができた。「三遊亭サフィール」という芸名になりたい。お肌の保湿を第一に考えキュレルを使用する。

▽田辺いちか たなべ いちか
2014年に入門、芸歴7年目、2019年3月に二つ目昇進。2020年渋谷らくご「楽しみな二つ目賞」受賞。小学生の時に司馬遼太郎の『国盗り物語』を読んで、歴女になった。大学時代に卒業論文を書いている途中に研究者に向いていないと思い、突然中国に向かい、日本語教師になった。