「ふたりらくご」平日真打競演！ おさん×鯉八

今月は平日18時からの真打競演1時間公演も楽しめますし、そのまま3時間公演を楽しむこともできます。
　落語界きってのキャラクター対決、おさん師匠と鯉八師匠。一度観たら忘れない風貌、語り口、そして落語。決してキャラクターのインパクトで勝負しているわけではないこの二人。入念に準備している様子をさとらせない、ゆるんだ空気、オチのないマクラなど、どこまでが計算なのかもわからない予測不可能な演者さんです。
　これほどまでに芸人くさい人たちはおりません。大注目の一時間です。

▽台所おさん　だいどころ　おさん
31歳で入門、芸歴20年目、2016年3月真打昇進。落語家になる前に、東京から大阪まで歩いて旅したことがある。ふと思い立ち普段着で富士山に登ろうとしたら止められた。いまは自転車で行動している。ソーセージをおかずに大量の米を食べる。

▽瀧川鯉八　たきがわ　こいはち
2006年24歳で瀧川鯉昇師匠に入門、2020年5月真打昇進。鯉八さんの似顔絵のLINEスタンプが発売中。この春、花形演芸大賞金賞を受賞した。創作らくごのユニット「ソーゾーシー」のメンバー、夏になるとソーゾーシーのTシャツをヘビーローテーションする。